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体重が増えたのに体脂肪率が減った理由!ダイエットは成功?

体重計を持つ女性

ご覧の皆様こんにちは!

 

北九州市小倉南区のパーソナルジム「イマナミジム」トレーナーの今浪勉です!

 

今回のブログは体重が増えたのに体脂肪率が減った理由と、この場合ダイエットは成功と言えるのか?についてお伝えします。

 

早速ですが、体重が増えたのに体脂肪率が減った理由は筋肉が増えたからです!

 

体重は体全体の重さを表すのに対して、体脂肪率は脂肪の重さではなく体の中の脂肪の割合(体の何%が脂肪なのか?)を表した数字です。

 

基本的には体重が増えると脂肪も増えるので体脂肪率も増える事が多いですが、筋肉が増えると体重が増えていても体脂肪率が減る事があります。

 

例えば、筋肉が30kg、脂肪が30kgで体重60kgの人がいたとします。

(実際には骨や内臓など筋肉と脂肪以外の物も体重に含まれますが、分かりやすく筋肉30kg、脂肪30kgで体重60kgとします)

 

この方の場合、体の半分が脂肪なので体脂肪率は50%になります。

体脂肪率50%の説明

この方がトレーニングを行って筋肉が5kg増えると、筋肉35kg、脂肪30kgで体重は65kgに増えますが体脂肪率は約46%に減ります。

 

これが体重が増えたのに体脂肪率が減る理由です!

 

実際に筋肉を5kg増やす事はとても大変ですし、脂肪も多少は増えると思いますが、この方のように脂肪よりも筋肉の方がより多く増えると体重が増えたのに体脂肪率が減る事は実際に起こります。

体脂肪率46%の説明

ではこの場合、ダイエットは成功と言えるでしょうか?

 

これは皆さんのダイエットの目標が何のなか?によると思います。

 

ダイエットの目標が体重を減らす事であれば成功とは言えませんが、ダイエットの目標がボディラインを引き締める事で有れば、筋肉で体重が増えていても上手くいく事もあります。

 

私の個人的な意見としては、筋肉が増えると代謝が上がる事やボディラインが引き締まる事を考えると悪い結果ではないように思います。

 

筋肉が増えているという事は、トレーニングの内容は上手くいっている可能性が高いので、もし体重を減らす事が目標であればトレーニングは継続したまま食事量を減らす事で上手くいくと思います。

 

逆に体重が減っても体脂肪率が上がってしまう事もあります。

 

この場合は脂肪だけでなく筋肉も減っており、筋肉が減ると代謝が落ちてリバウンドしやすくなるので、ダイエット中は筋トレを行いタンパク質をしっかり摂るようにして、筋肉が減らないように気を付けましょう!

 

ちなみに、体重計で測定できる体脂肪率はインピーダンス法という方法で測定されていますが、このインピーダンス法は正確に体脂肪率を量る事ができず1~2%程度の体脂肪率の増減は誤差の範囲と言えます。

 

この為、体脂肪率は数週間や数か月など長期的に見て増えているのか?減っているのか?1つの目安程度に考えるのがおススメです。

 

というわけで、体重が増えたのに体脂肪率が減った理由についてのお話でした!

 

コチラの記事もおススメです!

是非ご覧ください。

体重計によって体脂肪率が違う理由を説明します!

 

燃えた脂肪はどこへ行く?脂肪燃焼の仕組みを説明します!

 

体重は減ったのに体脂肪率が増えた理由!ダイエットは成功?

 

ではでは、本日はこの辺で失礼致しマッスル!\(^o^)/