この記事では、アームカールで肘を固定しなくていい理由についてお伝えします。
まずアームカールについてですが、アームカールは下の写真のように手に重りを持った状態で肘の曲げ伸ばしを行うトレーニングです。
ダンベルを持って行うアームカールをダンベルカール、バーベルを持って行うアームカールをバーベルカールと言い、どちらも二の腕の前側にある上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)という筋肉を鍛える事ができます。



「アームカールを行う際に肘が前に動くと上腕二頭筋から負荷が抜けてしまうので、アームカールは肘の位置を固定して行った方が良い」と言われる事がありますが上腕二頭筋の解剖学的に考えると、これは違うかもしれません。
上腕二頭筋というと「肘を曲げる筋肉」というイメージが強いですが、よく見ると上腕二頭筋の始まりは肩甲骨に付着しており、上腕二頭筋は肘の関節だけでなく肩関節もまたいでいる事が分かります。

筋肉は、またいでいる関節を動かすので肩関節をまたいでいる上腕二頭筋は肘だけでなく肩関節も動かす事が出来、上腕二頭筋は肩関節の前側を通っているので腕を前に持ち上げる働きがあります。
この腕を前に持ち上げる動きを、解剖学の専門用語で肩関節の屈曲(くっきょく)と言います。

アームカールの動きで考えてみると肘の位置を固定せずに、肘を少し前に出しながら行う事で肩関節の屈曲の動きがおこります。
肘を曲げる動きに加えて肩関節も屈曲させるという事は、それだけ強く上腕二頭筋を働かせて刺激する事ができるという事になり、これがアームカールで肘の位置を固定しなくても良い理由です。


ここで気になるのが実際にアームカールを行う際に肘をどこまで前に出せばいいのか?という事です。
アームカールで肘を曲げた際に肘が重りの真下まで来ると上腕二頭筋から負荷が抜けてしまうので、アームカールを行う際は肘が重りの真下よりも手前の所まで出すようにしましょう。

こうする事でより強く上腕二頭筋を刺激することが出来るようになります。
また、肘の位置を固定して行うアームカールが悪いわけではありません。
トレーニング初心者の方などアームカールで上腕二頭筋を使っている感覚が分からない方は、肘の位置を固定した状態のアームカールから初めてみても良いと思います。
とうわけでアームカールで肘の位置を固定しなくてもいい理由についてのお話でした!
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ではでは、本日はこの辺で失礼致しマッスル!\(^o^)/

