ご覧の皆様こんにちは!

北九州市小倉南区のパーソナルジム「イマナミジム」トレーナーの今浪勉です!
(イマナミジムHP:https://www.imanami-gym.com

今回のブログはハムストリングスを鍛える為のデッドリフトのやり方についてお伝えします。

デッドリフトは下の写真のように床やラックに置いた重りを持ち上げるトレーニングで、ハムストリングスは太ももの裏側にある筋肉です。

ルーマニアンデッドリフト・プレート有り・横から
ハムストリングス

今回はデッドリフトでハムストリングスを鍛える為に重要なポイントを4つご紹介致します。

まず、1つ目のポイントはバーベルを深く下ろす事です。

バーベルをしっかり下ろす事でハムストリングスが伸ばされ、より強く刺激されます。

具体的にはハムストリングス(太ものの裏側)にピンと突っ張るような伸ばされた感覚が出るところまで下ろすようにします。

私の場合、下の写真②のバーベルが膝上の位置ではハムストリングスはあまり伸ばされておらず、写真①の膝下までバーベルを下すと太ももの裏側にしっかりとストレッチ感を感じる事ができます。

デッドリフト・高さ比較・横から

どこまで下ろすと太ももの裏側に伸びた感じを感じるかは、柔軟性などにより個人差があるので、実際にデッドリフトを行いながら、ご自分に合った高さを探してみてください。

高さを探す時に、負荷が重すぎると伸びた感じがわかりにくくなるので、軽めの重量を使って探していくのがおススメです。

2つ目のポントはデッドリフトを行う際に膝を曲げすぎない事です。

ハムストリングスには膝を曲げる働きがあるので、デッドリフトを行う際に膝を大きく曲げすぎるとハムストリングスが緩んでしまい、刺激が弱くなってしまいます。

下の写真①は膝を曲げすぎてハムストリングスが緩んでいます。

ハムストリングスを鍛える為にデッドリフトを行う場合は写真②のように、あまり膝を曲げずに行いましょう。

デッドリフト・膝の曲がり比較

3つ目のポントはデッドリフトを行う際に背すじを伸ばして行う事です。

ハムストリングスには膝を曲げる働きの他、股関節伸展させる(体を起こす)働きもあります。

股関節の伸展横から

デッドリフトを行う際に下の写真①のように、背すじを丸めて行うと股関節の動きが小さくなりハムストリングスに効きにくくなってしまいます。

ハムストリングスを鍛える為にデッドリフトを行う際は、写真②のように常に背すじを伸ばした状態で股関節を折り曲げるように行いましょう。

デッドリフト・背すじ比較・バーのみ

バーベルを下し過ぎると背すじが丸くなる原因になります。

ポイント1でお伝えしたしたように、太ももの裏側にピンと張る感覚が出たら、それ以上は下ろさず体を起こすようにしましょう。

4つ目のポイントは、デッドリフトを行う際に足幅を広くし過ぎない事です。

デッドリフトを行う際に下の写真のように足幅を広くし過ぎると、内転筋群(内ももの筋肉)への刺激は増えますが、ハムストリングスへの刺激が弱くなってしまいます。

ハムストリングスを鍛える為にデッドリフトを行う際の足幅は腰幅~肩幅程度を目安に行いましょう。

すもうデッドリフト・前から・バーのみ

以上の4つのポイントがデッドリフトでハムストリングスを鍛える際のポイントです。

今回はハムストリングスを鍛える為のデッドリフトのやり方についてお伝えしました、デッドリフトには様々なやり方があり膝を曲げるデッドリフトや足幅の広いデッドリフトが悪いわけではありません。

トレーニングの目的に応じてデッドリフトのやり方を使い分けるようにしましょう。

というわけで、ハムストリングスを鍛える為のデッドリフトのやり方!についてのお話でした。

ではでは、本日はこの辺で失礼致しマッスル!

投稿者プロフィール

今浪 勉
今浪 勉パーソナルトレーナー
・トレーニング指導歴17年(2007年~)
・NSCA-CPT
(米国ストレングス&コンディショニング協会認定・パーソナルトレーナー)
・パーソナルトレーニングジム「イマナミジム」代表