ご覧の皆様こんにちは!

北九州市小倉南区のパーソナルジム「イマナミジム」トレーナーの今浪勉です!

(イマナミジムHP:https://www.imanami-gym.com

今回のブログではベンチプレスとダンベルプレスの違いについてお伝えします。

ベンチプレスは下の写真のようにベンチに仰向けになり胸の上でバーベルを上下させるトレーニングで

バーベルベンチプレス説明

ダンベルプレスはベンチに仰向けになり胸の上でダンベルを上下させるトレーニングです。

ダンベルプレス説明

どちらもベンチに仰向けになり、重りを胸の上で上下させ大胸筋(胸の筋肉)や上腕三頭筋(二の腕の筋肉)などを鍛えるトレーニングですが、使用する器具(バーベルかダンベルか?)によって違いがあり、大きな違いの一つが手幅が変わるかどうかです。

大胸筋と上腕三頭筋の説明

ベンチプレスはバーベルを持ち上げた時の手幅(下の写真の緑矢印)とバーベルを下ろした時の手幅(下の写真の青矢印)が同じ幅ですが

バーベルベンチプレス手幅比較

ダンベルプレスはダンベルを持ち上げた時の手幅(下の写真の緑矢印)が、ダンベルを下ろした時の手幅(下の写真の青矢印)よりも狭くなります。

ダンベルプレス手幅比較

この手幅の違いによって大きな影響を受けるのが上腕三頭筋です。

上腕三頭筋は、二の腕にある肘を伸ばす為の筋肉で、手幅の変わらないベンチプレスでは大胸筋(胸の筋肉)とともに、この上腕三頭筋も強く刺激されますが、手幅の変わるダンベルプレスでは上腕三頭筋はあまり強く刺激されません。

この上腕三頭筋が強く刺激されるか、されないかというのが、ベンチプレスとダンベルプレスの大きな違いです。

このような違いのあるベンチプレスとダンベルプレスはどちらかが良くてどちらかが悪いというわけではありません。

より重たいおもりをを持ち上げたい場合や胸と一緒に二の腕の筋肉もまとめて刺激したい場合には上腕三頭筋も刺激できるベンチプレスを行い、逆に胸の筋肉だけをよりピンポイントに刺激した場合にはダンベルベンチプレスを行う、というふうにトレーニングの目的などにより使いわけるのがおススメです。

また、体格の大きな方がベンチプレスを行うと体とバーベルが当たってしまい(下の写真の赤矢印部分)、バーベルを下まで深く下ろす事ができませんがダンベルプレスであればある程度、下の方まで深く下ろす事ができるという違いもあります。

ベンチ・ダンベル可動域比較絵

といいわけで、ベンチプレスとダンベルプレスの違いは、トレーニングを行う際の手幅の違いと重りを下せる深さ、トレーニングの目的に応じて使い分けましょう!というお話でした。

ではでは、本日はこの辺で失礼致しマッスル!\(^o^)/

投稿者プロフィール

今浪 勉
今浪 勉パーソナルトレーナー
・トレーニング指導歴17年(2007年~)
・NSCA-CPT
(米国ストレングス&コンディショニング協会認定・パーソナルトレーナー)
・パーソナルトレーニングジム「イマナミジム」代表