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腕立て伏せで脇の下や横が痛くなる理由を説明します!

ご覧の皆様こんにちは!

 

北九州市小倉南区のパーソナルジム「イマナミジム」トレーナーの今浪勉です!

 

今回のブログは腕立て伏せを行った際に、脇の下や横が痛くなる理由についてお伝えします。

早速ですが腕立て伏せで脇が痛くなるのは、前鋸筋(ぜんきょきん)という筋肉が筋肉痛になっている可能性があります。

 

前鋸筋は脇にある鋸(のこぎり)の刃のようなギザギザの形をした筋肉で、肩甲骨の内側の端と上から1~9番目の肋骨をつなぐ筋肉です。

前鋸筋の説明
横から見た前鋸筋
後から見た前鋸筋

この前鋸筋には肩を前に出して左右の肩甲骨を離し外側に動かす肩甲骨の外転(がいてん)という働きがあり、反対に肩甲骨を内側に寄せる動きを肩甲骨の内転(ないてん)と言います。

肩甲骨の外転の説明
肩甲骨の内転の説明

腕立て伏せを行う際は肘や肩の関節の動きだけでなく肩甲骨の内転・外転の動きも起こる為、前鋸筋も刺激されます。

 

特に筋力が弱い方は腕立て伏せを行う際に肩甲骨の内転・外転の動きが大きくなり、前鋸筋が筋肉痛になりやすい傾向があります。

 

前鋸筋が働く事が悪い事ではありませんが、前鋸筋への負荷を減らしたい場合は、通常の膝を伸ばした状態ではなく膝を床につけた状態で行う腕立て伏せがおススメです。

通常の腕立て伏せ
膝を床につけた腕立て伏せ

膝をついて行う事で持ち上げる重さ(体重)が軽くなり肩甲骨の内転・外転の動きが小さくなるので前鋸筋への負荷を減らす事ができます。

 

反対に腕立て伏せで前鋸筋を強く刺激したい場合には、肘を伸ばし体を持ち上げた際に体をより高く持ち上げ肩甲骨を外転の方向に動かす事を意識して行う方法がおススメです。

 

わざと肩甲骨を外側に開く事で前鋸筋の働きを強め、をより強く刺激する事ができます。

前鋸筋を使った腕立て伏せ

というわけで、腕立て伏せで脇の下や横が痛くなる理由についてのお話でした。

 

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ではでは、本日はこの辺で失礼致しマッスル!\(^o^)/