この記事では、サイドレイズを行う際に小指を上にした方が良いのか?について説明します。

結論から言うとサイドレイズで小指を上にする事はオススメできません。

サイドレイズは体の横でダンベルなどの重りを持ち上げ、肩の三角筋という筋肉を鍛えるトレーニングです。

サイドレイズの紹介

三角筋は筋肉の付着部の違いにより前部、中部、後部の3つに分かれており、サイドレイズでは主に三角筋の中部を鍛える事が出来ます。

三角筋の前部、中部、後部の詳しい解説

サイドレイズを行う際に腕を肩の高さまで持ち上げると肩の関節の作り上、自然に腕が後ろに回り小指側よりも親指側が少し高くなります。

この腕が後ろに回る動きを肩関節の外旋(がいせん)と言い、反対に腕を前に回す動きを肩関節の内旋(ないせん)と言います。

サイドレイズで自然と親指側が高くなる説明
肩関節の内旋と外旋の解説

サイドレイズで肩関節が外旋するとダンベルの負荷が三角筋前部へ逃げてしまい、三角筋中部への刺激が弱くなってしまうので「サイドレイズを行う際は小指側を高くして行った方が良い」と言われる事がありますが、この方法はおススメできません。

確かに、サイドレイズを行う際に小指側を高くすると三角筋中部への刺激は強くなります。

ですが、小指側を高くしてサイドレイズを行うと肩甲骨と上腕骨(腕の骨)の間の隙間が狭くなり、この隙間を通っている棘上筋などが肩甲骨と上腕骨に挟まれやすくなってしまいます。 

棘上筋の紹介

この肩甲骨と上腕骨の間に棘上筋などが挟まれる事を「肩のインピンジメント」と言い、過度なインピンジメントはケガにつながる可能性があります。

つまり、小指側を高くして繰り返しサイドレイズを行うと肩の筋肉などを傷める可能性が高くなるという事です。

サイドレイズで過度なインピンジメントを起こさずに三角筋中部への刺激を増やすには、体を少し前傾させた状態でのサイドレイズがおススメです。

体を前傾したサイドレイズのやり方

前傾した姿勢でサイドレイズを行う事で、肩のインピンジメントを過度に起こさずに三角筋前部へ負荷が逃げてしまうのを防ぐ事ができます。

サイドレイズで三角筋中部をより集中的に刺激したい方は是非、前傾した状態でのサイドレイズを試してみてください。

というわけでサイドレイズは小指を上にした方が良いか?についてのお話でした!

ではでは、本日はこの辺で失礼致しマッスル!\(^o^)/