ご覧の皆様こんにちは!

北九州市小倉南区のパーソナルジム「イマナミジム」トレーナーの今浪勉です!
(イマナミジムHP:https://www.imanami-gym.com

今回のブログはデッドリフトは背中と脚どっちのトレーニングか?についてお伝えします。

デッドリフトは下の写真のように、床やラックなどに置いた重りを気を付けの状態まで持ち上げるトレーニングです。

ルーマニアンデッドリフト・プレート有り・横から

デッドリフトの動きは自由度が高く、一言にデッドリフトと言っても、いくつかのやり方がありフォームによって強く刺激される部位が変わるので目的に合わせて、やり方を変える必要があります。

つまりデッドリフトは、やり方によって背中のトレーニングにもなり、脚のトレーニングにもなるという事です。

例えば、ハムストリングス(太ももの後側の筋肉)や大臀筋(お尻の筋肉)を重点的に刺激したい場合には、膝をあまり曲げずに行うルーマニアンデッドリフトがおススメです。

大殿筋・ハムストリングス

ルーマニアンデッドリフトでは、膝の動きを小さくする事で床から引いたデッドリフトよりも大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)の働きを減らし、さらにハムストリングスや大殿筋のストレッチを強める事により、ハムストリングスや大臀筋を重点的に刺激するが出来ます。

床引きルーマニアン比較・線有り

ルーマニアンデッドリフトを行う際は、膝を少しだけ曲げ背筋を真直ぐに保ったまま上体を前傾させていき、背筋が丸くならないギリギリの所までバーベルを下ろし、ハムストリングスをしっかりストレッチさせる事が重要です。

一方、デッドリフトで広背筋(背中の筋肉)を重点的に刺激したい場合はルーマニアンデッドリフトよりも、さらに高い位置で行うトップサイドデッドリフトがおススメです。

広背筋

トップサイドデッドリフトを行う際は、膝を軽く曲げ背筋を真直ぐにしたまま上体を倒していき、太ももの裏側に伸びる感じが少しだけ入った時点で切り返します。

トップサイドデッドリフトではルーマニアンデッドリフトほど、バーベルを深く下さず太ももの裏側の筋肉を強く伸ばし過ぎないようにする事が重要です。

ルーマニアンデッドリフトとトップサイドデッドリフトの比較・横から・線有り

また、トップサイドデッドリフトではバーベルを広めの幅で握る事で、より広背筋を刺激することが出来ます。

デッドリフトで広背筋を上手く刺激できない方はぜひ試してみてください。

私の場合、ルーマニアンデッドリフトはバーベルが膝の少し下まで、トップサイドデッドリフトはバーベルが膝の少し上に来る高さまで下す事になり、この高さの違いがデッドリフトでどこを重点的に刺激するかの違いになります。

因みに、バーベルを床に置いた状態から行う床引きのデッドリフトが悪いわけではありませんが、バーベルを床に置いた時の高さはプレート(重り)の半径など使っている道具によって決まります。

この高さは、刺激したい部位や体形などに関係ない高さなので、刺激したい部位が決まっている時は目的に合わせたデッドリフトを行う事をおススメ致します。

(競技としてのデッドリフトは床に置いた状態から持ち上げます)

というわけで、デッドリフトは背中と脚どっちのトレーニングなのか?についてのお話でした!

ではでは、本日はこの辺で失礼致しマッスル!\(^o^)/

投稿者プロフィール

今浪 勉
今浪 勉パーソナルトレーナー
・トレーニング指導歴17年(2007年~)
・NSCA-CPT
(米国ストレングス&コンディショニング協会認定・パーソナルトレーナー)
・パーソナルトレーニングジム「イマナミジム」代表