サイドレイズとリアレイズの比較

この記事では、サイドレイズとリアレイズの鍛えられる部位の違いについてお伝え致します。

サイドレイズは立った状態でダンベルなどの重りを体の横で肩の高さまで持ち上げるトレーニングで、リアレイズは体を前傾させた状態で重りを肩の高さまで持ち上げるトレーニングです。

サイドレイズのやり方の説明
リアレイズのやり方の説明

サイドレイズとリアレイズはどちらも肩の三角筋(さんかくきん)という筋肉が主に鍛えられます。

三角筋は付着部の違いにより前部、中部、後部の3つに分かれておりサイドレイズとリアレイズでは、この3つの部位の内どこが鍛えられるかが違ってきます。

三角筋の前部、中部、後部の説明

ダンベルやバーベルなどを使ってフリーウェイトで三角筋のトレーニングを行う場合、前部、中部、後部のなかで上に位置している部位が強く刺激されます。

サイドレイズを見てみるとダンベルを持ち上げる際に常に三角筋の中部が上に位置しているので、サイドレイズでは三角筋の中部を鍛える事ができます。

サイドレイズで三角筋の中部が鍛えられる仕組みの説明

一方、リアレイズでは体を前傾させた状態でトレーニングを行うので、動作中は常に三角筋の後部が上に位置する事になり、リアレイズでは三角筋の後部が鍛えられます。

リアレイズで三角筋の後部が鍛えられる仕組みの説明

この様にサイドレイズとリアレイズでは鍛えられる三角筋の部位に違いがあるので、これらのトレーニングを行う際はご自分が鍛えたい部位にあったトレーニングを選ぶようにしましょう。

因みに、リアレイズを行う際に下の写真の様に腕を内旋させた状態(内側に回した状態)で、重りを上げた時に小指側が上に来るようにして行う事で僧帽筋など他の筋肉が働きにくくなり、三角筋後部をより強く刺激する事が出来ます。

小指を上にしたリアレイズのやり方の説明

腕を内旋させた状態でのリアレイズは通常のリアレイズよりも力が出しにくいので、行う際は軽めの重量から行う事をおススメします。

というわけでサイドレイズとリアレイズの鍛えられる部位の違いについてのお話でした!

ではでは、本日はこの辺で失礼致しマッスル!\(^o^)/